
【高校の教科書】に挑戦!
今回は、高校の教科書からの引用です。
前回は羽目を外してしまい失礼致しました。今回は普通のテンションに戻ります。
例文①
Every year, huge amounts of fresh food are thrown away around the world.
和訳:毎年、膨大な量の新鮮な食べ物が世界中で捨てられています。
Every yearといきなり名詞句がポンと出てきました。文法的にはyearがついているので時を表す名詞句は副詞的になることができると説明するのですが、SVOP的には単なるPで、「それはEvery yearでです」と訳すだけです。元々Pは、副詞的なんです。それがPだと分かれば、副詞や前置詞がついてなくても副詞的に「それは〜でです」と訳すだけです。
動詞areの後の最初の名詞はworldなのでこれがO。are thrown away around theがVです。あとは、自動的にhuge amounts of fresh foodがS、Every yearがPとなります。
Pが前にいますので、Hにします。
H:Every year
S: huge amounts of fresh food
V: are thrown away around the
O: world
それは、Every yearでです。huge amounts of fresh foodが、are thrown away around theなのは、worldに対してです。
それは、毎年でです。膨大な量の新鮮な食べ物が、捨てられて離れて回っているなのは、世界に対してです。
ちょっと和訳とずれましたね。それは、和訳はaround the worldをPとするOなしの文としているからです。文法的に訳すと句単位になるのでその方が自然な和訳になります。しかし、『浜松式』はあえてworldをOとします。なぜなら、機械的に訳せた方が簡単で迷いがなく、かつ意味が変わらないからです。
次行きます。
例文②
Some food is wasted because people buy too much and cannot eat it all.
和訳:人々が多くを買いすぎてすべてを食べきれないために、無駄になる食べ物もあります。
動詞isの後の最初の名詞はpeopleですが、間に接続詞becauseがあるので、さすがにbecauseの前で切って、前の文はOなしのSVのみとなります。because節はPです。because節の中には二つ文があって、svp and vop となってなっています。このように、『SVOP with 浜松式』は複合的な英文も説明することができます。
S: Some food
V: is wasted
O:なし
接続詞: because
S: people
V: buy
P: too much(too muchをVに含めるのも可)
接続詞:and
S:省略(people)
V: cannot eat
O:it
P: all
Some foodが、is wastedなのは、becauseで、peopleが、buyなのは、それは、too muchでです。and(peopleが)cannot eatなのは、itに対してで、それは、allです。
いくつかの食べ物が、無駄になっているなのは、なぜなら以下の理由で、人々が買うなのは、それは、多過ぎるでです。そして、(人々が)食べれないのは、それに対してで、それは、全てです。
と言う感じです。
ところで、最後のallについてですが、これはかなり面白いです。実は、
・eatにかかる副詞 とか
・itにかかる形容詞 とか
・itにかかる副詞の形容詞的用法 とか
・itと同格の名詞 とか
・eat it 両方にかかる とか
諸説ありますが、
SVOの後にポンと出てきた感じ、まさにPなんです。SVOPでは「Pには、あらゆる品詞が入れる」ので、いろいろ考えなくても説明できます。allはPです(笑)
今回はこのくらいでかなり英語らしくなってきましたね。やはり、英語はSVOPが揃って意味が初めて落ち着きます。OやPがないとなんか不完全燃焼な感じで、頭の中に?が残ります。私たちが中学校で習った英語にはPがあまりありませんでしたが、実は、Pに大事な情報が入っていることが多いのです。判断と対象を先に言って大事な説明を後にする。英語とは、そう言う言語なのです。
次回は、早稲田大学の入試問題にトライします。ご期待ください♪
出典:高校のコミュニケーション英語の教科書である『All Aboard! Ⅰ』(東京書籍)のレッスン(Lesson 7 “The Food We Waste”)

